センター試験地理対策用:札幌の雨温図、ハイサーグラフ

センター地理対策:札幌の気候関連グラフ

北海道の道庁所在地が札幌です。
北海道の気候の代表例としても挙げられることが多い都市ですね。

 

札幌の位置は、北緯43度3分、東経141度19分。同じぐらいの緯度の都市としては、ウラジオストク(ロシア)、マルセイユ(フランス)、フィレンツェ(イタリア)が代表的。

 

ウラジオストクは北海道と同じ寒いイメージがありますよね。ヨーロッパと日本の位置関係は必須テーマです。札幌=マルセイユ、フィレンツェを覚えておきましょう。

 

札幌の雨温図

札幌の年間平均気温は8.9℃、年間平均降水量は1,106mmです。

 

日本の都市の中では降水量が少ないのが特徴。
年間で1,100mmなので、月平均にすると100mmもないと覚えておきましょう。
札幌の雨温図
(データ出所:気象庁ホームページ、1981-2010年の30年間の平均)

 

札幌の雨温図の見極めポイント
  • 12月、1月、2月の平均気温は氷点下
  • 6月の降水量が最も少ない
  • 1月よりも8月、9月の降水量が多い

 

北海道の特徴は梅雨がないことです。このことは雨温図にもはっきり表れており、6月の降水量が最も少なくなっています。

 

なお、雪が多いことから12月、1月の降水量も多いのですが年間で一番多いというわけではありません。札幌でも9月がもっとも降水量が多い月となります。

 

札幌の寒暖差、降水量差

最近のセンター試験(地理A,B)で出題されることの多いグラフです。
平均気温が最も高い月と最も低い月の差と降水量の最多月、最小月を比較したものです。
札幌寒暖差、降水量差

 

札幌の最暖月と最寒月、最多降水月と最小降水月
最暖月最寒月
22.3℃(8月)−3.6℃(1月)25.9℃
最多降水月最小降水月
135.2mm(9月)46.8mm(6月)88.4mm

寒暖の差が大きいことが特徴です。

 

札幌のハイサーグラフ

こちらもセンター試験で出題されることの多いグラフです。
札幌のハイサーグラフ
札幌のハイサーグラフは、1月が右下(気温が低いが、降水量は多い)となることがポイントです。

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