センター試験地理対策用:宮古島の雨温図、ハイサーグラフ

センター地理対策:宮古島の気候関連グラフ

南西諸島の気候として宮古島の雨温図とハイサーグラフの特徴を見てみたいと思います。同じ沖縄でも那覇とは違いがあります。

 

センター試験ではこうした細かい違いを問う問題が出題されることも多いのでチェックしておいてください。

 

宮古島の位置は、北緯24度47分、東経125度17分。

 

那覇(沖縄本島)から南西に290kmほど離れています。東海道新幹線では東京駅から豊橋駅(名古屋の少し手前)ぐらいまでの距離になります。

 

宮古島の雨温図

宮古島の年間平均気温は23.6℃、年間平均降水量は2,021mmです。

 

何といっても一年間温暖なのが特徴。
月の平均気温が20℃を下回るのが3ヶ月しかありません。
宮古島の雨温図
(データ出所:気象庁ホームページ、1981-2010年の30年間の平均)

 

宮古島の雨温図の見極めポイント
  • 月の平均気温が20℃を下回るのが12月、1月、2月のみ
  • 月の平均降水量が最も多いのは8月
  • 6月よりも5月の降水量のほうが多い

 

宮古島の特徴は年間を通して温暖なこと。最も月別平均気温が低い1月でも18℃あります。プロ野球のキャンプ地として選ぶチームが多いのはこうしたことが理由です。

 

那覇との違いのポイントは月別降水量。最も降水量が多い月が那覇は9月なのに対して、宮古島は8月です。また、宮古島は6月よりも5月のほうが降水量が多いのも特徴です。

 

那覇よりも南西に位置していることで、季節が早いと考えると覚えやすいかもしれません。

 

宮古島の寒暖差、降水量差

最近のセンター試験(地理A,B)で出題される定番のグラフです。
平均気温が最も高い月と最も低い月の差と降水量の最多月、最小月を比較したものです。
宮古島の寒暖差、降水量差

 

宮古島島の最暖月と最寒月、最多降水月と最小降水月
最暖月最寒月
28.7℃(7月)18.0℃(1月)10.7℃
最多降水月最小降水月
262.5mm(8月)130.8mm(1月、7月)131.7mm

わずかの差ですが8月(28.5℃)よりも7月(28.7℃)のほうが平均気温が高くなっています。

 

宮古島のハイサーグラフ

こちらもセンター試験で出題されることの多いグラフです。
宮古島のハイサーグラフ
宮古島のハイサーグラフは、比較的狭い範囲で固まっています。
これは気温も降水量も年間を通して変化が小さいことを意味しています。

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