センター試験地理対策用:高松の雨温図、ハイサーグラフ

センター地理対策:高松の気候関連グラフ

瀬戸内海式気候の代表的な都市として取り上げられることが多いのが高松市(香川県)です。雨温図、ハイサーグラフなどにどんな特徴があるのか確認してみましょう。

 

高松の位置は、北緯34度19分、東経134度3分。東京が北緯35度なので、東京より少しだけ南になります。世界の都市では、ロサンゼルスが高松と同じ北緯34度になります。

 

高松市の雨温図

高松市の年間平均気温は16.3℃、年間平均降水量は1,082mmです。

 

瀬戸内海式気候は年間を通して降水量が少ないのが特徴です。
このため水不足となることが多く、「ため池」がいくつもあります。

 

高松市の雨温図
(データ出所:気象庁ホームページ、1981-2010年の30年間の平均)

 

高松市の雨温図の見極めポイント
  • 年間を通して降水量が少ない
  • 降水量が最も多い月でも150mm程度
  • 1,2月の平均気温が5℃以上

 

年間を通して降水量が少ない都市はほかに札幌や長野がありますが、違いは冬の気温です。瀬戸内海式気候は年間を通して降水量が少ないだけでなく、冬でも比較的温暖という特徴があります。

 

高松市の寒暖差、降水量差

センター試験(地理A,B)での出題が増えているグラフです。
月平均気温の最暖月と最寒月の差、月平均降水量の最多月、最小月の比較です。
高松市の月気温差、降水量差

 

高松市の最暖月と最寒月、最多降水月と最小降水月
最暖月最寒月
28.1℃(8月)5.5℃(1月)22.6℃
最多降水月最小降水月
150.6mm(6月)37.3mm(12月)113.3mm

冬でも温暖ですが、夏もかなり暑くなるので気温の差は大きくなります。一年中温暖だから寒暖の差が小さいと間違って覚えないようにしましょう。

 

高松市のハイサーグラフ

こちらもセンター試験で見かけることが多い気候グラフです。
高松市のハイサーグラフ
高松市のハイサーグラフは、左下(1月)から右上(7月)に向かって細長いことが特徴です。

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