センター試験地理対策用:長野の雨温図、ハイサーグラフ

センター地理対策:長野の気候関連グラフ

中央高地の気候の代表的な都市として挙げられるのが長野です。
長野は冬季五輪が開催された都市の中で最も南に位置している都市でもあります。

 

長野の位置は、北緯36度40分、東経138度11分。

 

アメリカのラスベガスやアフリカの国アルジェリアの首都アルジェと同じぐらいの緯度になります。そこで冬季五輪が開催されたというのは、いかに特徴的な気候か分かりますね。

 

長野の雨温図

長野の年間平均気温は11.9℃、年間平均降水量は923mmです。
平均気温が低いだけでなく、年間降水量が少ないのも特徴です。

 

長野の雨温図
(データ出所:気象庁ホームページ、1981-2010年の30年間の平均)

 

長野の雨温図の見極めポイント
  • 1月の平均気温が氷点下
  • 年間の寒暖の差が大きい
  • 年間を通して降水量が少ない

 

長野など中央高地の気候の特徴は寒暖の差が大きいことです。冬は寒く、1月の平均気温は氷点下になりますが、8月は暑く平均気温も25℃を超えます。

 

また、雪国のイメージがあるかもしれませんが冬の降水量も多くありません。月の降水量が100mmを超えるのは6月、7月、9月のみで、年間を通して少ないのが特徴です。

 

長野の寒暖差、降水量差

最近のセンター試験(地理A,B)で出題される定番のグラフです。
平均気温が最も高い月と最も低い月の差と降水量の最多月、最小月を比較したものです。
長野の寒暖差、降水量差

 

長野の最暖月と最寒月、最多降水月と最小降水月
最暖月最寒月
25.2℃(8月)−0.6℃(1月)25.8℃
最多降水月最小降水月
134.4mm(7月)44.3mm(11月)90.1mm

寒暖の差が大きいことが特徴です。

 

長野のハイサーグラフ

こちらは少し前のセンター試験で定番だったハイサーグラフです。
長野のハイサーグラフ
長野のハイサーグラフは、タテに細長いことがポイントです。
これは寒暖の差は大きいが、降水量の差は大きくないことを意味します。

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