センター試験地理対策用:金沢の雨温図、ハイサーグラフ

センター地理対策:金沢の気候関連グラフ

日本海岸気候の代表として金沢を取り上げてみます。新幹線が開業したことで着目されている都市でもあるので、しっかりチェックしておきましょう。

 

金沢の位置は、北緯36度35分、東経136度38分。
ラスベガス(アメリカ)やアルジェ(アルジェリアの首都)が同じぐらいの緯度となります。

 

金沢の雨温図

金沢の年間平均気温は14.6℃、年間平均降水量は2,398mmです。
冬場に雪が多いため、年間降水量が多いのが特徴です。
金沢の雨温図
(データ出所:気象庁ホームページ、1981-2010年の30年間の平均)

 

金沢の雨温図の見極めポイント
  • 11月、12月、1月の降水量が多い
  • 8月は平均気温が最も高く、降水量が少ない
  • 月の平均気温が氷点下となる月はない

 

豪雪地帯だけに冬場(11月から1月)の降水量(降雪量)が多いことが金沢の特徴です。最も多い12月は300mm近くにもなります。

 

まや、雪が多いことから寒いイメージがあるかもしれませんが、月の平均気温が氷点下となるような月はありません。最も寒い1月でも3.8℃です。

 

金沢の寒暖差、降水量差

最近のセンター試験(地理A,B)で出題されることの多いグラフです。
平均気温が最も高い月と最も低い月の差と降水量の最多月、最小月を比較したものです。
金沢の寒暖差、降水量差

 

金沢の最暖月と最寒月、最多降水月と最小降水月
最暖月最寒月
27.0℃(8月)3.8℃(1月)23.2℃
最多降水月最小降水月
282.1mm(12月)136.9mm(4月)145.2mm

夏はかなり暑くなるため、寒暖の差が大きくなります。

 

金沢のハイサーグラフ

こちらもセンター試験で出題されることの多いグラフです。
金沢のハイサーグラフ
金沢のハイサーグラフは、下のほうが横に広がっていることがポイントです。これは平均気温が低い月の中で、降水量が多い月と少ない月があることを示しています。

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